フォーラム・展示会
ソリューションフォーラム2016

第14回 振動/騒音設計技術フォーラムチェアパーソン:東京電機大学 佐藤 太一 氏

振動/騒音設計技術フォーラム
【開催概要】
名称: 第14回 振動/騒音設計技術フォーラム
日程: 2016年9月7日(水)~9日(金)
会場: サンシャインシティ文化会館
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プログラム

※プログラムは変更になる場合がございます。予めご了承ください。

2016年9月7日(水)9:30~17:30

セッション:31
9:30~15:30第1講演「流体騒音の基礎、ファン・流体機械の静粛・静音化設計」
エアロメックリサーチ 藤田 肇 氏

【概要】最初に騒音の基礎事項を復習した後、ファン・流体機械の静粛設計について述べる。これら機器は送風冷却など多方面で使用されており、その静音化設計は重要な課題であるが、流体騒音の発生現象は理解しにくい部分がある。ここでは流体騒音発生メカニズムを分りやすく解説した後、その知見に基づいて小型流体機械や構造物から発生する流体騒音の制御法、静音設計指針と、単体あるいは機器組み込み時のファン・風車・小型流体機械の効果的な使用法などについて具体的な例を紹介しながら述べる。

15:30~17:30第2講演「コンサルティング」〈流体騒音に関する個別技術相談〉
エアロメックリサーチ 藤田 肇 氏

・時間:30分以内/1件(最大4件程度まで)

2016年9月8日(木)9:30~17:30

セッション:32
9:30~15:30第1講演「振動騒音の基礎、機器の低振動・静音化設計」
東京電機大学 佐藤 太一 教授

【概要】各種製品で起こる振動・騒音問題に対して有効な解決策を求めるには、振動発生の根本原因である「加振力」を推測することが重要です。計測された振動データと加振力との関係を説明するとともに、機械要素や各種製品における加振力の具体的事例を通して加振力の捉え方を考えます。
機器を低振動化するために、機器の構成部材の剛性増加や減衰付与などの手段がとられます。「力の流れ」に基づいた構造物の「高剛性化」の方法、ならびに、「高ダンピング化」の方法について、基礎から適用例までを解説します。
さらに、大きな振動・騒音を引き起こす「共振」を物理的に理解し、それを抑制する方法について、デモを行いながら解説します。

15:30~17:30第2講演「コンサルティング」〈機械振動に起因する騒音問題に関する個別技術相談〉
東京電機大学 佐藤 太一 教授

・時間:30分~1時間/1件(件数制限の場合有り)
・必要とされる資料等:
騒音問題の概要を説明する図/振動・騒音の計測データ/関連するデータ・資料 等をご持参いただくと、より深いディスカッションができると思います(事前に資料・データを送付していただいても結構です)。
※コンサルティングの内容・資料は秘匿いたします。

2016年9月9日(金)9:30~17:30

セッション:33
9:30~12:30第1講演「モーター騒音のシミュレーションと対策」
芝浦工業大学 石橋 文徳 名誉教授

【概要】モーターはロボットや換気扇など、身近なところで使用されるようになり、その騒音や振動を従来以上に低減することが要求されるようになってきた。一方、モーターは高出力化、小形化により、電磁的、構造的に、騒音や振動が増大する傾向にある。その中で、耳障りな電磁騒音は、低騒音化が特に求められている。永久磁石モーターと誘導モーターの電磁騒音の発生のメカニズム、電磁力、および、電磁騒音のシミュレーションなどについて判りやすく解説する。

13:30~15:30第2講演「家電機器の騒音問題解決技術」
五味田技術士事務所 五味田 壽光 氏

【概要】"音は品質なり" 近年あらゆる機器が静音化され、今まで気にならなかった動作音が問題となっています。また、製品のイメージと異なった音が発せられると異音と評価されてしまいます。現代は、音に対して最もシビアな時代といえるでしょう。
製品の運転音は、その製品の品質を表します。音がコントロールされた製品は高品質な製品と評価され、ブランドイメージの向上につながります。音の問題の解決には①音振動の的確な計測と解析、②波形の特徴を掴む、③加振源の種類とシステムの固有値の把握、④なぜなぜ分析と仮説を立てながらの実験解析、等が重要です。ここでは、事例を紹介しながら、長年の経験で得たノウハウを解説します。

15:30~17:30第3講演「防音・防振材料とその上手な適用法」
ブリヂストンケービージー(株) 飯田 一嘉 氏

【概要】騒音問題もいろいろな分野で多岐にわたってきており、問題が起きてからの対策だけではなく、設計段階から静音機能を組み込むことが必要とされるようになってきている。そのためには、騒音や振動の低減技術を総合的に理解すると同時に、静音化のために防音、防振材料をいかに上手に適用するかが大切になってくる。ここでは、振動絶縁、制振、遮音、吸音の各材料の基本的な役割と機能を理解していただくと同時にその効果的な適用法について、実際の材料を見ていただき、事例と簡単なデモを行いながら解説させていただく。

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