フォーラム・展示会
ソリューションフォーラム2016

第22回 スマート設計技術フォーラム

スマート設計技術フォーラム
【開催概要】
名称: 第22回 スマート設計技術フォーラム
日程: 2016年9月7日(水)~9日(金)
会場: サンシャインシティ文化会館 7F 会議室
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プログラム

※プログラムは変更になる場合がございます。予めご了承ください。

2016年9月7日(水)10:00~17:00

セッション51パワーエレクトロニクス回路におけるインダクタ・トランス設計法-基本設計法からコア材料の選定、車載応用におけるニーズ紹介まで-チェアパーソン:島根大学 山本 真義 准教授

【概要】今後、電機業界において益々その存在感を増してくる車載応用電気機器に対して、表向きはパワー半導体の先進的技術に注目されるのが一般的である。しかしながらパワー半導体の技術革新は、その高周波動作を意味する。しかしながら、車載用電気機器においてパワー半導体の発展に伴う受動素子の研究開発が、その高周波化に追いついていないのが現状である。本セッションでは、車載用電気機器における次世代パワー半導体応用に適したインダクタ・トランスのコア材料、並びにその材料をベースとした設計法について掲示する。さらに48V系電源システム、燃料電池車に使用されるトランス・インダクタの具体的な設計法、並びに最新回路技術についても紹介していく。

10:00~12:00第1講演「ハイブリッド車用電力変換器応用における
     トランス・インダクタの技術動向とその要求性能」
島根大学 山本 真義 准教授

【概要】ハイブリッド車と次世代自動車における電力変換器の最新技術動向と、そこへ要求される高効率、小型化性能の具体例を示す。特にそれらの要求性能を実現するために必要不可欠であるトランス・インダクタといった受動素子の最新動向の事例を紹介する。

13:00~15:00第2講演「車載用電力変換器応用を実現するDC-DCコンバータ用
     トランス・インダクタ設計の基本」
九州大学 今岡 淳 助教

【概要】統合磁気部品の設計という位置づけから、車載用電力変換器内で主要な体積を占めるインダクタ・トランスの体格低減を実現する具体的な設計手法について掲示する。また, 磁性体構造・巻線構造なアプローチから体格低減・高効率化の最新動向についても合わせて掲示し, 今後想定される方策について紹介する。

15:20~17:00第3講演「パワーエレクトロニクスにおける電力変換器の小型軽量・高効率化に適した
     リアクトル・トランスのコア材料選定の考え方とその適用事例」
アルプス・グリーンデバイス(株) 仲野 陽 氏

【概要】電力変換器の小型軽量・高効率化に向け、SiCやGaNなどのワイドバンドギャップ半導体からなる次世代パワーデバイスが注目を集める中、周辺部品であるリアクトル・トランスへの関心も高まっている。電力変換器を小型軽量で高効率にするため、リアクトルやトランスのコアに用いる磁性材料をどのように選定したらよいのか、その考え方を提示する。また、次世代パワーデバイスとのペアリングに適した磁性材料とその適用事例を紹介する。

2016年9月9日(金)9:30~17:00

セッション53モーター駆動高効率のための磁性材料活用技術豊田工業大学 藤崎敬介 教授

9:30~10:00第1講演「モーター駆動高効率のための磁性材料活用技術の基礎」
豊田工業大学 藤崎敬介 教授

【概要】限られたエネルギーにて可変速駆動するモーターシステムの高効率は重要であるが、その主要材料である磁性体はその難解性のため、あまり議論されていなかった。そこでここでは、更なる高効率化に向けた磁性材料の基礎について講義を行うにあたり、その意義、概要について講義する。

10:00~12:00第2講演「軟磁性材料とアモルファス軟磁性合金の基礎と応用」
日立金属(株) 中島 晋 氏

【概要】応用する側から見た主な軟磁性材料の特徴について解説するとともに、近年、モーター駆動高効率化の観点から脚光を浴びているアモルファス軟磁性合金の基礎とその応用の現状について解説する。

13:00~14:45第3講演「永久磁石の基礎と応用-ボンド磁石と焼結磁石-」
愛知製鋼(株) 度會 亜起 氏

【概要】ボンド磁石と焼結磁石に大別される永久磁石の技術進歩と、磁石の基礎を解説する。モーターの小型・高性能化と磁石の材料特性の関係を磁気回路の視点で整理し、高効率モーターへの永久磁石の役割とその応用について紹介する。

15:00~17:00第4講演「磁性材料における渦電流のモデリングとその応用」
川崎重工業(株) 進藤 裕司 氏

【概要】電気機械の高周波化に伴い、磁性材料に発生する渦電流のモデリングと評価技術が見直されている。渦電流発生のメカニズムの基礎とそのモデリング方法を解説し、アクチュエータ、回転機、静止器などへの具体的応用例を紹介する。

セッション56パワーエレクトロニクス回路におけるノイズ低減法についてチェアパーソン:九州大学 庄山 正仁 教授

10:00~16:00

【概要】本講演では、スイッチング電源、インバータ、力率改善回路などのパワーエレクトロニクス回路におけるスイッチングノイズの発生機構および低ノイズ化技術について、基礎的な内容から始め、最近の研究事例を交えて解説する。

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