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設計技術シリーズ
電磁ノイズ発生メカニズムと克服法
電子機器の誤動作対策設計事例集と解説
監修: |
月刊EMC編集部 |
定価: |
3,960円(本体3,600円+税) |
判型: |
A5 |
ページ数: |
344 ページ |
ISBN: |
978-4-904774-31-1 |
発売日: |
2015/2/23 ※本書籍は三松(株)が以前発行した同タイトルと同内容です。 |
管理No: |
25 |
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【著者紹介】
- 原田高志
- 日本電気株式会社(NEC)
1983年NEC入社。資源環境技術研究所、生産技術研究所などにおいて、電波吸収体、電磁シールド技術、プリント回路基板のEMC設計技術の研究開発に従事。現在、同社システム実装研究所研究部長。電子情報通信学会、エレクトロニクス実装学会、IEEE各会員。
- 藤原 修
- 名古屋工業大学
1973年(株)日立製作所中央研究所入所。1980年名古屋大学大学院博士後期課程修了。現在、名古屋工業大学大学院情報工学専攻教授。放電雑音、生体電磁環境、環境電磁工学に関する研究に従事。工学博士。電気学会上級会員、電子情報通信学会(フェロー)、IEEE、各会員。
- 高 義礼
- 名古屋工業大学(執筆時)
1994年北海学園大学工学部電子情報工学科卒業。1999年北海道大学大学院工学研究科システム情報工学専攻博士後期課程修了。名古屋工業大学工学部助手を経て、現在、釧路高専電子工学科准教授。これまでに、医用生体工学、環境電磁工学に従事。
- 針谷栄蔵
- 一般社団法人 KEC関西電子工業振興センター
1977年大阪工業大学大学院修士課程電気工学専攻修了。現在、(一社)KEC関西電子工業振興センター技監。EMC計測の調査研究に従事。CISPR/A国内検討会委員、日本適合性認定協会(JAB)試験所技術審査員、VLAC試験所技術審査員、NARTE EMC技術者。
- 橋本 修
- 青山学院大学
(株)東芝、防衛庁技術研究本部を経て、1986年東京工業大学大学院博士課程修了。現在、青山学院大学理工学部電気電子工学科教授。専門は環境電磁工学、生体電磁工学、マイクロ波・ミリ波計測。電子情報通信学会(フェロー)、電気学会、日本航空宇宙学会、映像情報メディア学会、建築学会、IEEE、各会員。
- 石上 忍
- 独立行政法人 情報通信研究機構
1990年電気通信大学応用電子工学科卒業。1992年同大学大学院電子工学研究科博士前期課程修了。1997年博士(工学、電気通信大学)。現在、(独)情報通信研究機構電磁環境研究室研究マネージャー。電子情報通信学会、IEEE各学会会員。
- 山本秀俊
- 株式会社 村田製作所
1982年大阪大学工学部電気工学科卒業。1982年(株)村田製作所に入社。以後、EMC対策部品の開発と電子機器のEMC対策技術の研究に従事、現在に至る。電子情報通信学会、IEEEおよびエレクトロニクス実装学会会員。
- 大島正明
- オリジン電気株式会社
1952年生。現在、オリジン電気(株)研究開発本部所属。工学博士(東大)。東京工業大学非常勤講師。電気学会、電子情報通信学会、IEEE、各会員。第1種電気主任技術者資格所有。
- 小林清隆
- 株式会社 日立製作所
1983年(株)日立製作所入社。情報制御システム社パワエレクトロニクスシステム設計部所属。モータードライブシステム(インバータ)の開発・設計を経て、現在、パワエレクトロニクス製品の技術取纏に従事。
【目次】電磁ノイズ発生メカニズム
第1章 電子機器の発生するノイズとその発生メカニズム
- 1 はじめに
- 2 電子機器の発生するノイズ
- 3 電子回路から発生するノイズの特性
- 4 まとめ
第2章 ノイズ対策のための計測技術
- 1 はじめに
- 2 EMC規格適合を評価するための規格で定められた計測手法(EMC試験)
- 3 製品のEMC性能向上に貢献する計測手法
- 4 まとめ
- 付録1 CISPR(国際無線障害特別委員会)
- 付録2 放射エミッション測定用のアンテナ
- 付録3 水平偏波、垂直偏波とグラウンドプレーン表面での反射の影響
- 付録4 デシベル
第3章 ノイズ対策のためのシミュレーション技術
- 1 はじめに
- 2 回路シミュレータとその応用
- 3 電磁界シミュレータ
- 4 EMC設計におけるシミュレーションの役割
- 5 むすび
第4章 電子機器におけるノイズ対策手法
- 1 はじめに
- 2 基板を流れる電流
- 3 ディファレンシャルモード電流に起因するノイズ抑制対策I ─信号配線系─
- 4 ディファレンシャルモード電流に起因するノイズ抑制対策II ─電源供給系─
- 5 コモンモード電流に起因するノイズ抑制対策
- 6 むすび
目次:電磁ノイズを克服する法
第5章 静電気
帯電人体からの静電気放電とその本質
- 1 はじめに
- 2 IEC静電気耐性試験法と帯電人体ESD
- 3 放電特性の測定法
- 4 放電電流と放電特性
- 5 おわりに
第6章 電波暗室とアンテナ
EMI測定における試験場所とアンテナ
- 1 オープン・テスト・サイトと電波暗室
- 2 放射妨害電界強度測定とアンテナ係数
- 3 広帯域アンテナによる電界強度測定
- 4 サイト減衰量
- 5 アンテナ校正試験用サイト
- 6 放射妨害波測定における試験テーブルの影響
- 7 1GHz以上の周波数帯域での測定
- 8 磁界強度測定とループ・アンテナ
- 9 ARP 958による1 m距離でのアンテナ係数
第7章 シールド
電磁波から守るシールドの基礎
- 1 はじめに
- 2 シールドの基礎
- 3 平面波シールド
- 4 電界および磁界シールド理論
- 5 電磁界シミュレータの応用例
- 付録1 シールド効果の表現
- 付録2 シェルクノフの式の導出(その1)
- 付録3 シェルクノフの式の導出(その2)
- 付録4 TE波とTM波の考え方
- 付録5 異方性材料のシールド効果の計算
- 付録6 三層シールドの場合
- 付録7 電界シールドにおける波動インピーダンス
第8章 イミュニティ向上
機器のイミュニティ試験の概要
- 1 高周波イミュニティ試験規格について
- 2 静電気放電イミュニティ試験
- 3 放射無線周波(RF)電磁界イミュニティ試験
- 4 電気的高速過渡現象/バースト(EFT/B)イミュニティ試験
- 5 サージイミュニティ試験
- 6 無線周波数電磁界で誘導された伝導妨害に対するイミュニティ試験
第9章 電波吸収体
電磁波から守る電波吸収体の基礎
- 1 はじめに
- 2 電波吸収材料
- 3 電波と伝送線路
- 4 具体的な設計法
- 5 おわりに
第10章 フィルタ
フィルタの動作原理と使用方法
- 1 はじめに
- 2 EMI除去フィルタの構成
- 3 EMI除去フィルタ
- 4 フィルタを上手に使おう
- 5 フィルタを上手に選ぼう
- 6 まとめ
第11章 伝導ノイズ
電源高調波と電圧サージ
- 1 はじめに
- 2 電源高調波
- 3 電圧サージ
- 4 あとがき
第12章 パワエレ
パワーエレクトロニクスにおけるEMCの勘どころ
- 1 はじめに
- 2 ノイズ・EMCに関して
- 3 ノイズの種類
- 4 インバータのノイズ
- 5 「発生源」でのノイズ低減
- 6 「影響を受ける回路」のノイズ耐量向上
- 7 「伝達経路」でのノイズ低減
- 8 ノイズ耐量の向上
- 9 おわりに
※本書籍は三松(株)が以前発行した同タイトルと同内容です。