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設計技術シリーズ

省エネモータの原理と設計法[改訂版]~永久磁石同期モータの基礎から設計・制御まで~

著: 森本 茂雄 ・真田 雅之 (大阪公立大学)
定価: 4,620円(本体4,200円+税)
判型: A5
ページ数: 296 ページ
ISBN: 978-4-910558-31-8
発売日: 2024/7/19
管理No: 129

【目次】

第1章 PMSMの基礎知識

  1. 1.はじめに
  2. 2.永久磁石同期モータの概要
    1. 2-1 モータの分類と特徴
    2. 2-2 代表的なモータの特性比較
  3. 3.固定子の基本構造と回転磁界
  4. 4.回転子の基本構造と突極性
  5. 5.トルク発生原理

第2章 PMSMの数学モデル

  1. 1.はじめに
  2. 2.座標変換の基礎
    1. 2-1 座標変換とは
    2. 2-2 座標変換行列
  3. 3.静止座標系のモデル
    1. 3-1 三相静止座標系のモデル
    2. 3-2 二相静止座標系(α-β座標系)のモデル
  4. 4.d-q座標系のモデル
  5. 5.制御対象としてのPMSMモデル
    1. 5-1 電気系モデル
    2. 5-2 電気-機械エネルギー変換
    3. 5-3 機械系
  6. 6.鉄損と磁気飽和を考慮したモデル
    1. 6-1 鉄損考慮モデル
    2. 6-2 磁気飽和考慮モデル

第3章 電流ベクトル制御法

  1. 1.はじめに
  2. 2.電流ベクトル平面上の特性曲線
  3. 3.電流位相と諸特性
    1. 3-1 電流一定時の電流位相制御特性
    2. 3-2 トルク一定時の電流位相制御特性
    3. 3-3 電流位相制御特性のまとめ
  4. 4.電流ベクトル制御法
    1. 4-1 最大トルク/電流制御
    2. 4-2 最大トルク/磁束制御(最大トルク/誘起電圧制御)
    3. 4-3 弱め磁束制御
    4. 4-4 最大効率制御
    5. 4-5 力率1制御
    6. 4-6 電流ベクトルと三相交流電流の関係
  5. 5.インバータ容量を考慮した制御法
    1. 5-1 電流ベクトルの制約
    2. 5-2 電圧・電流制限下での電流ベクトル制御
    3. 5-3 電圧・電流制限下での最大出力制御
    4. 5-4 速度-トルク特性の概形と定数可変モータ

第4章 PMSMのドライブシステム

  1. 1.はじめに
  2. 2.基本システム構成
  3. 3.電流制御
    1. 3-1 非干渉化
    2. 3-2 非干渉電流フィードバック制御
    3. 3-3 電流制御システム
  4. 4.トルク・速度・位置の制御
    1. 4-1 トルクの制御
    2. 4-2 速度・位置の制御
  5. 5.電圧の制御
    1. 5-1 電圧形PWMインバータ
    2. 5-2 電圧利用率を向上する変調方式
    3. 5-3 デッドタイムの影響と補償
  6. 6.ドライブシステムの全体構成
  7. 7.モータ定数の測定法
    1. 7-1 電機子抵抗の測定
    2. 7-2 永久磁石による電機子鎖交磁束の測定
    3. 7-3 d,q軸インダクタンスの測定

第5章 PMSM設計の基礎

  1. 1.はじめに
  2. 2.永久磁石・電磁鋼板
    1. 2-1 永久磁石
    2. 2-2 永久磁石の不可逆減磁
    3. 2-3 電磁鋼板
    4. 2-4 モータへの適用時における特有の事項
  3. 3.実際の固定子巻線構造
    1. 3-1 分布巻方式
    2. 3-2 集中巻(短節集中巻)方式
    3. 3-3 分数スロット、極数の組み合わせ
  4. 4.実際の回転子構造
    1. 4-1 永久磁石配置
    2. 4-2 フラックスバリア
    3. 4-3 スキュー

第6章 PMSMの解析法

  1. 1.はじめに
  2. 2.磁気回路と電磁気学的基本事項
  3. 3.パーミアンス法
  4. 4.有限要素法
    1. 4-1 有限要素法の概要
    2. 4-2 ポストプロセスにおける諸量の計算
  5. 5.基本特性算出法
  6. 6.モータ定数算出法
    1. 6-1 d軸位置と永久磁石の電機子鎖交磁束Ψa
    2. 6-2 インダクタンス
  7. 7.S-T特性計算法
    1. 7-1 基底速度以下
    2. 7-2 基底速度以上(弱め磁束制御)
    3. 7-3 基底速度以上(最大トルク/磁束制御)
    4. 7-4 鉄損の考慮
    5. 7-5 効率の計算

第7章 PMSMの設計法

  1. 1.はじめに
  2. 2.設計のプロセス
  3. 3.設計の具体例1(SPMSMの場合)
    1. 3-1 設計仕様
    2. 3-2 設計手順
  4. 4.設計の具体例2(IPMSMの場合)
    1. 4-1 設計仕様
    2. 4-2 設計手順
  5. 5.回転子構造と特性
    1. 5-1 磁石埋込方法
    2. 5-2 埋込深さ
    3. 5-3 磁石層数
    4. 5-4 フラックスバリアの影響
  6. 6.脱レアアースモータ設計
  7. 7.コギングトルク・トルクリプル低減設計
    1. 7-1 フラックスバリア非対称化
    2. 7-2 異種ロータ構造の合成
  8. 8.高効率化・小型化設計
    1. 8-1 磁石配置による高効率化設計
    2. 8-2 強磁力磁石適用による高効率化・小型化設計
    3. 8-3 高速回転化・高性能磁性材料の適用による小径化・高効率化設計
    4. 8-4 ロータ機械強度向上設計
    5. 8-5 保磁力不足磁石適用時の耐減磁設計
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