フォーラム・展示会
2023 Solution Forum

29th EMC環境フォーラム新製品開発には最新EMC設計&規格情報

開催日
2023年11月24日(金) 終了しました
会場
池袋サンシャインシティワールドインポートマートビル
「ソリューションフォーラム2023」は閉幕いたしました。
ご参加いただき誠にありがとうございました。

開催概要

会期 2023年11月24日(金)
会場 池袋サンシャインシティワールドインポートマートビル
分野 EMC/モータ/その他
講演

◎第29回 EMC環境フォーラム 総合セッション

開催日時 2023年11月24日(金)16:30~18:30
会場 池袋サンシャインシティワールドインポートマートビル5階
東京都豊島区東池袋3丁目1-3(アクセスマップ
定員 120名
総合司会 正田 英介 氏(次世代EMC研究会 会長/(公財)鉄道総合技術研究所 前会長/東京大学 名誉教授)
テーマ カーボンニュートラルに向けた取り組みとEMC
講演
  1. カーボンニュートラル社会における電気設備とEMC問題
  2. カーボンニュートラル実現に向けた電力安定供給-電力中央研究所の取り組み-
  3. カーボンニュートラルに向けたエネルギーマネジメントシステムにおけるEMC

◎第29回 EMC環境フォーラム/第13回モータ設計技術フォーラム 技術セッション

開催日 2023年11月24日(金)9:30~16:00
会場 池袋サンシャインシティワールドインポートマートビル5階
東京都豊島区東池袋3丁目1-3(アクセスマップ
定員 35名
セッション一覧
◎第29回 EMC環境フォーラム 技術セッション
  1. EMC設計・測定試験ハンドブック
    「電磁環境工学からのステップアップ」
  2. ドローンと電波
  3. これがEMCシミュレーション応用の最前線
  4. 電波と生体安全性 - 電波防護に関する標準化の最新動向-
  5. ESD対策をより確実に向上させるための規格の理解と設計・対策手法の習得及びツールの活用
  6. 電磁波吸収・遮へい・透過材の設計/材料/評価法の基礎とその最新技術
  7. ワイヤレス給電の最新動向とEMC
  8. EMCシミュレーションと機械学習のはざま
  9. カーボンニュートラルを実現する電動化とEMC
  10. 開発設計段階で製品・システムからの電磁的な情報漏洩を防ぐための対策技術および回路周辺の電磁波環境の具体例としてのワイヤレス給電
◎第13回モータ設計技術フォーラム 技術セッション
  1. インバータとモータのノイズ対策

11月24日(金)

  • プログラムは変更になる場合があります。
  • 優待受講料は月刊EMC読者、講師のご紹介者及び前回フォーラムを受講された方が対象となります。
第29回 EMC環境フォーラム 総合セッション(定員120名)

カーボンニュートラルに向けた取り組みとEMC

総合司会 正田 英介 氏(次世代EMC研究会 会長/(公財)鉄道総合技術研究所 前会長/東京大学 名誉教授)

概要:世界中で酷暑や豪雨などの異常気象が日常化する中で、産業や生活活動のカーボンニュートラルの実現に社会的な関心が高まっており、2050年までにCO2発生量をゼロに抑えるための政策的な対応が進んでいる。温室効果ガス発生量のおよそ3/4がエネルギー部門で発生していることから、その発生・輸送・利用の中核をなす電気エネルギー分野に対する技術的な期待は大きい、再生可能エネルギー源の活用や自動車の電動化といった具体的な課題を見れば明らかなように、電気エネルギーの流れの効率的な制御が主体となるが、それに伴って新しい装置技術が導入され、電磁環境が変化するなどの新しいEMCの課題を生じる。
カーボンニュートラルへの動きはまだその緒に就いたところであるが、今後の社会や産業に係る技術の形態に大きな影響を与えるものと予想される。今回の総合セッションでは将来の社会を見据えた統合的な視点に立って、三人の講師の方々からそれぞれ「カーボンニュートラル社会における電気設備とEMC問題」、「カーボンニュートラル実現に向けた電力安定供給」、「カーボンニュートラルに向けたエネルギーマネジメントシステムにおけるEMC」についてお話を伺い、カーボンニュートラル社会の実現に向けての動向やEMCへの新たな課題について広く理解して頂こうと考えている。
なお、本年は久し振りに対面形式で講演会が開催される。講師の先生方を交えての皆様の活発なご討論を期待している。

総合セッション
時間:16:30~18:30受講料:テキスト代 3,000円/人(技術セッション受講者、招待者、月刊EMC購読者は無料)
お申込み
【第一講演】
カーボンニュートラル社会における電気設備とEMC問題
中川 聡子 氏(東京都市大学 名誉教授)
概要:本講演では自己紹介も兼ね,自らが調査に関わったEMC関連の鉄道事故事例を紹介する。
次に,C.N.社会に向けた国内の情勢(政府の基本政策,電源構成の現状,省エネ目標,産業界との関連等)をデータに基づいて解説する。また,その状況下での電気機器・設備を中心とした制御化やネットワーク化におけるEMC問題を考え,一例として次世代インバータ(スマートインバータや省エネタイプのSiCインバータ)について触れる。
【第二講演】
カーボンニュートラル実現に向けた電力安定供給-電力中央研究所の取り組み-
犬丸 淳 氏(一般財団法人 電力中央研究所 専務理事)
概要:わが国ではGX(グリーントランスフォーメーション)実現に向けた基本方針の下、カーボンニュートラル、エネルギー安定供給、経済成長の3つを同時に実現するための取り組みが本格化しています。本講演では、それらの実現に向けた課題を整理し、電気事業ならびに電中研の取り組みを紹介します。特に、再生可能エネルギーの大量導入時における電力安定供給の信頼度について、アデカシー(供給予備力と送電余力)およびセキュリティ(系統安定運用の確保)の観点から考察するとともに、それらを踏まえた将来の電力システムの在り方について展望します。
【第三講演】
カーボンニュートラルに向けたエネルギーマネジメントシステムにおけるEMC
舟木 剛 氏(大阪大学 教授)
概要:政府が掲げた2050年カーボンニュートラル実現には再生可能エネルギーによる創エネ,電化の推進と省エネによるエネルギーマネージメントが必須である。この手段として電力の変換と制御を行うパワーエレクトロニクスが用いられるが,半導体デバイスのスイッチング動作を伴うためEMIノイズの発生源となりやすい。本講演ではパワーエレクトロニクスに焦点をあて,エネルギーマネージメントにおけるEMIノイズ発生のメカニズムと特徴について解説する。
第29回 EMC環境フォーラム 技術セッション
技術セッション1
時間:9:30~16:00 一般受講料:54,000円優待受講料:44,000円
お申込み
EMC設計・測定試験ハンドブック「電磁環境工学からのステップアップ」
チェアパーソン:徳田 正満 氏(東京都市大学 名誉教授)
概要:電子情報通信学会のレクチャーシリーズとして「電磁環境工学」の執筆を依頼されて原案を作成したところ、レクチャーシリーズとしてはページ数が倍以上あったため、内容を抜粋するように要請された。その際、「電磁環境工学」の原案は別の出版物として発行した方がベターであるとのご提案を頂いたため、原案をさらに充実させて科学情報出版から「EMC設計・測定試験ハンドブック」として出版することになった。本セッションでは、「EMC設計・測定試験ハンドブック」の基本的なトピックスを紹介している。「電磁環境工学」の読者が、EMC技術をさらにステップアップしたいと思っている読者にとって、有益な機会になると確信する。また、本セッションでは「EMC設計・測定試験ハンドブック」をテキストとして使用するため、本セッションを受講するだけで「EMC設計・測定試験ハンドブック」が入手可能という特典もある。その他に受講者には、講演者である徳田正満氏の研究履歴をまとめた冊子『萌芽期の「光ファイバファイバ開発」から「通信装置のEMC研究」立上げへ』を配布する。
【第一講演】9:30~10:50
EMC用語の解説
徳田 正満 氏(東京都市大学 名誉教授)
概要:EMCに関する用語は、IEC(国際電気標準会議)で検討されており、国際規格IEC 60050-161の第1版が1990年8月に発行され、その後追加修正版が1997年10月に発行された。その日本語訳は、EMC規格のJIS原案を作成するJIS・EMC制定委員会(委員長:正田英介東京大学教授(当時))の第1分科会(主査:九州工業大学教授(当時)時代の筆者)で検討され、国内規格JIS C 60050-161:1997「EMCに関するIEV用語」の第1版が1997年11月に発行された。本講演では、最初に、EMC用語に関する国内外の規格を紹介し、その後JISに従って、EMC、電磁環境、エミッション、イミュニティ等の主要なEMC用語、次に、ディファレンシャルモード、コモンモード、LCL等の伝送線路関連用語、次に、微小ダイポールアンテナ、微小ループアンテナ等のアンテナ関連用語を解説し、最後に、デシベルとEMCで使用される単位を解説する。
目次:(1) EMC用語に関する国内外の規格
   (2) 主要なEMC用語に関する解説
   (3) 伝送線路関連用語
   (4) アンテナ関連用語
   (5) デシベルとEMCで使用される単位
受講者レベル:初心者
【第ニ講演】10:55~12:15
放射エミッション測定における測定不確かさについて
長部 邦広 氏(一般財団法人 VCCI協会)
概要:放射エミッション測定における測定不確かさは多岐にわたっていつが、その要因については、測定装置に関する不確かさと測定法に関わる不確かさに大きく分けることができる。
本講演では測定試験場を含む測定装置に関する測定不確かさを中心に、測定対象機器の配置やケーブルの終端条件等、測定法に関わる測定不確かさも含めて、その詳細について解説する。
目次:・放射エミッション測定における不確かさ要素概要
   ・放射エミッション測定サイトに関する測定不確かさ
   ・放射エミッション測定装置についての測定不確かさ
   ・放射エミッション測定法に関わる測定不確かさ
   ・まとめ
受講者レベル:EMCの基礎として、放射エミッション測定における測定不確かさについて興味を持ち、その詳細について知りたいと思っている初心者
【第三講演】13:15~14:35
マルチメディア機器のイミュニティ要求ー限度値と試験法
千代島 敏夫 氏(一般社団法人 電子情報技術産業協会)
概要:スマートホン、パソコン、テレビ、オーディオなどを代表とするマルチメディア機器のイミュニティ規格CISPR 35について説明する。ポート毎に適用する試験法、限度値、さらに、性能判定基準について説明する。検討中の測定法も紹介する。
目次:1. はじめに
   2. マルチメディア機器のイミュニティ要求
   3. マルチメディア機器のイミュニティ試験法
   4. 代表的マルチメディア機器への適用例
   5. 各試験の注意点
   6. 次期メンテナンス内容
受講者レベル:EMCの基礎を学習中で、さらに、製品群規格であるマルチメディア機器のイミュニティ規格 CISPR 35を学びたい初心者。
【第四講演】14:40~16:00
自動車のEMC規格・規制
塚原 仁 氏(一般財団法人 日本品質保証機構)
概要:自動運転や電動化により自動車の電子・電気技術の発展は著しい。自動車EMCはこれに対応すべく活発な議論が行われている。
現在どのようなことが注目され議論されているかCISPR規格、ISO規格や法規動向から説明する。
目次:・自動車エミッション規格の改定状況
   ・自動車イミュニティ規格の改定状況
   ・充電インフラとの規格の整合性
   ・自動車EMC法規要件
受講者レベル:自動車メーカ、車載機器メーカ、計測器メーカ、その他で、自動車EMCに関連するお仕事をされている初級・中級者
技術セッション2
時間:9:30~15:30 一般受講料:54,000円優待受講料:44,000円
お申込み
ドローンと電波
チェアパーソン:鈴木 真二 氏(東京大学 名誉教授)
概要:小型無人航空機ドローンは昨年12月にレベル4(有人地帯の目視外飛行)が制度的に可能となり新たな活用が期待されています。本セッションではドローンの飛行安全確保における電波との関連、電波を用いた高度な自動飛行など最先端の話題を取り上げます。
【第一講演】9:30~10:20
ドローンで用いられる無線技術とカウンタードローンでの応用
澤田 雅之氏(澤田雅之技術士事務所)
概要:ウクライナでの戦いでは、中国DJI社等の民生用ドローンが偵察などに多用され、ジャミング(電波妨害)による撃退とせめぎ合っています。そこで、ドローンの操縦や映像伝送に用いられる無線技術と、ジャミングを受けたドローンの挙動などについて分かりやすく説明します。
目次:1 ドローンの仕組みと飛行させる方法
   2 ドローンの操縦、映像伝送、テレメトリ伝送に用いられる無線技術
   3 世界市場を席巻した中国DJI社のドローン~その卓越した無線技術と
    フェイルセーフ機能
   4 飛来したドローンをジャミング(電波妨害)で撃退
   5 ジャミングの対象は、操縦用電波と衛星測位用電波
   6 ジャミングを受けたドローンの挙動
   7 ドローンを撃退するジャミングガンの特徴
受講者レベル:基礎的な話から始めますから、特段の予備知識は不要です。
【第ニ講演】10:20~11:10
無線通信評価試験への取組み ~ドローンの開発実証企業を支援~
太田 悟 氏(福島県ハイテクプラザ)
概要:ドローンの社会実装に向けて、福島ロボットテストフィールドでは小型無人航空機(ドローン)の実証試験が数多く行われており、ここで開発実証に取り組む企業からはEMCや無線通信に関する相談も多い。本講演ではドローンの無線通信評価試験に関する支援事例や取組みについて紹介する。
目次:1.福島ロボットテストフィールドの電波関連設備
   2.ドローンの無線通信評価試験の事例
   3.今後の取組みなど
受講者レベル:ドローンの無線通信試験事例にご興味のある方
【第三講演】11:10~12:00
4G・5Gを模擬した電波照射によるドローンの通信途絶や制御不能の評価について
幸 嘉平太 氏(大分県産業科学技術センター)
概要:ドローン制御に用いられる無線通信システムは、メーカーやモデルによって、構成が非常に多様です。当センターでは、減衰量可変型電磁波シールドテントを用いた評価試験に取り組んでいます。
その一環として、複数モデルのドローン通信系に対して、AWGN波によるイミュニティ試験を実施しました。本テーマでは、試験の概要や暗室の様子、挙動結果などを、図表や動画を用いて解説します。
目次:1.はじめに
   2.評価試験の概要
   3.供試体の概要(4メーカー製)
   4.試験の結果
   5.まとめ
受講者レベル:初級(ドローン技術者向け:中)
【第四講演】13:00~13:50
ドローンの放射エミッション測定について ~電波暗室、テストフィールド、ノイズ可視化装置を用いた測定事例紹介~
首藤 高徳 氏(大分県産業科学技術センター)
概要:ドローンのフライトコントローラーには、GNSS・加速度・ジャイロ・気圧など、高精密なセンシング装置が多数接続されています。
大電流を制御するESCやハイパワーモーターも近接的に実装されており、各モジュールからのノイズ発生、特に自家中毒への対策は重要な課題です。
本テーマでは、当センターの電波暗室、テストフィールド、本年度導入予定のノイズ分布の可視化装置を用いて、複数のドローンに対する放射エミッション測定の結果をご紹介します。
目次:1.はじめに
   2.ドローンの構造
   3.放射エミッションの計測例
   4.ノイズ可視化装置での計測例
   5.まとめ
受講者レベル:初級(ドローン技術者向け:中)
【第五講演】13:50~14:40
機体間通信を用いたドローンSWARM飛行技術の開発
三浦 龍 氏((国研)情報通信研究機構(NICT))
概要:地上の操縦者やネットワークを経由することなく、ドローン機体間で直接通信を行い、それに基づいてドローン同士で自律的に連携・協調させるSWARM飛行技術の開発について紹介する。
目次:1.はじめに
   2.機体間(V2V)通信システムの概要
   3.隊列飛行及び衝突回避への応用
   4.有人ヘリとの自動接近回避
   5.おわりに
受講者レベル:ドローン関連メーカー、
運航事業者などのエンジニア、経営者
公的機関のドローン利用者、行政担当者
有人ヘリコプター運航事業者
【第六講演】14:40~15:30
GPS信号のスプーフィングに関する研究(仮)
マナンダー ディネス 氏(東京大学 特任准教授)
概要:GNSS信号に対するスプーフィング攻撃は、自律走行、ドローンナビゲーション、輸送、航空、海洋、その他多くの安全、セキュリティ、インフラ関連のアプリケーションにおいて深刻な問題を引き起こす可能性がある。本講演では、なりすましの定義、なりすましの種類、なりすまし検出方法、なりすまし防止方法、なりすまし防止のためのQZSS信号認証について紹介し、議論します。
目次:・スプーフィングの定義
   ・ジャミング、妨害、スプーフィングの違い
   ・スプーフィングの種類と方法
   ・携帯電話とGPS時計のスプーフィング動画
   ・スプーフィング検出方法
   ・QZSS信号認証によるなりすまし対策
   ・今後の予定
受講者レベル:「一般向け」「 開発に携わる技術者向け」
技術セッション3
時間:9:30~16:00 一般受講料:54,000円優待受講料:44,000円
お申込み
これがEMCシミュレーション応用の最前線
チェアパーソン:櫻井 秋久 氏((株)システムデザイン研究所/山形大学 教授)
概要:2023年現時点での製品開発に必要とされる「EMCシミュレーション技術」を洗い出し、解説する。(1)電磁解析シミュレータの基礎となる電磁気をシミュレーションの切り口で議論し、シミュレータとは何かを明らかにし、(2)国産モーメント法型電磁解析シミュレータ、S-NAPの詳細解説を行い、(3)S-NAPとポピュラーな海外シミュレータとの特徴、特性比較を実際的なユースケース(EMI,ESD)を通して行い、その活用方法を提案し、(4)EMCシミュレーション技術と強い連携から生まれた、より実際的な活用が可能となるEMCルールチェッカについて詳細解説を行う
【第一講演】9:30~10:00
EMCシミュレータと製品開発 (はじめに)
櫻井 秋久 氏(株式会社システムデザイン研究所、元 日本IBM)
概要:背品開発においてEMCシミュレータがどのように活用されてきたのか、どの様な課題があったのかを解説し、本日の各セッションのもつ意義を示す。
【第ニ講演】10:00~11:30
純国産モーメント法型電磁解析シミュレータS-NAP、原理と応用 、その可能性
小川 隆博 氏(株式会社 MEL)
概要:「EMC解析ツールに求められる要件は何か」をテーマに各種電磁界解析手法とEMC解析に最適な電磁界手法およびその特性と可能性についてご紹介します。
昨今、基板だけでなく筐体やワイヤ等を総合的に含めた3次元電磁界解析のニーズが高まってきています。S-NAP/PCBはこれらのニーズを満足し効率的に3DEMC解析を行うことができるツールです。3Dモーメント法の原理および種々の解析例についてご紹介します。
目次:1)EMC解析ツール開発の要件
   2)EMC解析でよく用いられる電磁界手法
   3)S-NAP/PCBの解析原理(MPIE-PEEC)
   4)基板上のスイッチング等の非線形動作
   5)筐体、ワイヤ等周辺要素を含む解析
   6)非接触充電やEMP等空間伝搬ノイズの影響
   7)近傍、遠方界放射解析
   8)各種解析例
受講者レベル:開発に携わる技術者向け
【第三講演】12:15~13:45
シミュレーションの電磁気学
~EMCの基礎を知り、応用力を高める~
田邉 信二 氏(元 三菱電機株式会社)
概要:電磁場、電気回路のシミュレータの発展は著しく、その入出力のインターフェイスも進歩し使いやすくなっている。EMCシミュレータは機器の設計・開発に欠かせないものとなっている。半面、その電磁気学的内容を理解しないまま用いると「諸刃の刃」となり、誤った結果を信じることになる。本講演では、シミュレータを正しく、より有効に使うための電磁気学、電気回路の基礎を学び、受講者の応用力向上を図ることを目的とする。
目次:1. 電磁気と数学の基礎
   2. 静電場
   3. 静磁場
   4. 電気力学(時間変化する電磁場)
   5. マクスウェルの方程式
   6. 交流回路
受講者レベル:EMCについても、EMCシミュレーションについても、ある程度の知識と経験があり、今後それを新たな分野への展開、より高いレベルを目指す受講者を想定している。そのために必要な電磁気学の知識、本質を講義する。
【第四講演】13:50~14:50
電磁界シミュレータの勘所
池田 浩昭 氏(日本航空電子工業株式会社)
概要:電磁界シミュレータから出力される近傍電界や磁界、電流分布、遠方電界の見方やそれらの物理量が意味する事を初学者にも分かり易く解説します。また、プリント基板のモデリング方法についても言及します。
目次:1. 電磁界シミュレータの概要
   2. 近傍電磁界、遠方界の見方
   3. プリント基板のモデリング事例
受講者レベル:
   ・電磁界シミュレータを使い始めたエンジニア
   ・電磁界シミュレータを使っているが、結果の見方が分からない方
【第五講演】15:00~16:00
装置開発で用いるEMCチェッカ開発の裏側
矢口 貴宏 氏(NECソリューションイノベータ株式会社)
概要:装置開発でEMC対策時間は少なく、でも規格通過はあたりまえ。そんな苦労にシミュレータやEMCチェッカの活用が対策になります。今回EMCチェッカの開発元として、ルール選定、閾値決定、「〇〇ってエラーが多過ぎて使えないよね」に対するAIを用いたエラー軽減機能の開発、「シミュレーションかEMCチェッカか」ではなく両者を合わせた機能の検討等、現場で使えるツールを目指した開発の裏側をご紹介いたします。
目次:・EMIとESDを考慮した、EMCチェッカ項目・閾値決定
   ・AIによる重要なエラー抽出機能開発
   ・シミュレーションとチェッカの連携
   ・エラー検出以外でユーザが困っていること
受講者レベル:EMCに携わる技術者向け(主に初~中級)
技術セッション4
時間:9:30~16:00 一般受講料:54,000円優待受講料:44,000円
お申込み
電波と生体安全性 - 電波防護に関する標準化の最新動向-
チェアパーソン:大西 輝夫 氏(情報通信研究機構)
概要:本セッションでは、電波防護に関する標準化の最新動向として①低周波・中間周波防護指針と評価法②準ミリ波・ミリ波帯での電波ばく露量の評価方法③基地局ばく露評価法の最新動向と評価事例の3つに分け、国際的に各分野の第一線で活躍する講師よりわかりやすく概説します。特に、低周波から超高周波数領域にわたるICNIRP(国際非電離放射線防護委員会)及びIEEE(米国電気電子学会)の電波防護指針値及び、国際電気標準会議(IEC)およびIEEEによるばく露評価方法の国際標準化の最新動向について、国内も含め概説します。
【第一講演】9:30~9:45
セッション紹介
大西 輝夫 氏(情報通信研究機構)
【第ニ講演】9:45~11:40
低周波・中間周波防護指針と評価法
山崎 健一 氏(電力中央研究所)
概要:低周波・中間周波電磁界に関わる人体防護の基準として、2010年に改訂されたICNIRP(国際非電離放射線防護委員会)による低周波ガイドラインが広く参照され、また2019年にはIEEE(米国電気電子学会)による電磁界の安全基準(IEEE規格C95.1)が改訂された。これらの低周波・中間周波電磁界の防護指針への適合性評価のための標準的な手法が,IEC(国際電機標準会議)を中心に整備されてきた。本講演では、低周波・中間周波電磁界における人体防護の考え方、電力設備の磁界規制、ならびに様々な電磁界発生源に対する人体ばく露評価手法とその適合性評価のための標準評価法について、最近の動向と適用時の実際について解説する。
目次:・はじめに
   ・低周波・中間周波防護指針における人体防護の考え方
   ・IECにおける人体ばく露に関連する低周波・中間周波電磁界の標準評価法の動向
   ・様々な電磁界発生源に対する人体ばく露評価手法
   ・職業者ばく露に関わる評価方法の標準化の動向
受講者レベル:低周波・中間周波電磁界の人体防護に関わる経緯、基本事項、評価方法、適用の実際とその標準化動向について、概要を解説します。
【第三講演】12:40~14:35
準ミリ波・ミリ波帯での電波ばく露量の評価方法
佐々木 謙介 氏(情報通信研究機構)
概要:準ミリ波(本講演では6から30 GHzの周波数範囲)およびミリ波(6から300 GHzの周波数範囲)への人体ばく露の指針値について、2019年および2020年にIEEE規格およびICNIRP(国際非電離放射線防護委員会)ガイドラインが改訂され、我が国の電波への人体ばく露の指針値等の改訂についても2022年末より審議が開始された。また、特定の無線設備が人体ばく露の指針値に適合するかを確認するための人体ばく露量の評価方法についても、電磁界安全に関わるIEEE国際委員会、IEC(国際電気標準会議)、並びに総務省において審議が開始された。本講演では、準ミリ波・ミリ波を対象に、人体ばく露の指針値、並びに指針値への適合性確認方法、具体的には電力密度の評価方法について、標準化動向を合わせて解説する。
目次:・準ミリ波・ミリ波帯(6から300 GHz)までの電波への人体ばく露の指針値
   ・人体への入射電力密度評価による指針値への適合性確認方法
   ・吸収電力密度評価による指針値への適合性確認方法とその標準化動向
受講者レベル:準ミリ波・ミリ波(6から300 GHz)を対象に人体ばく露の防護に関する指針値、並びに無線設備の指針値への適合性確認のための人体ばく露量の評価方法について、標準化動向と合わせて解説いたします。
【第四講演】14:45~16:00
基地局ばく露評価法の最新動向と評価事例
東山 潤司 氏((株)NTTドコモ)
概要:電波は、第5世代移動通信システム(5G)等の携帯電話、無線LAN、RFID等の無線通信の他、空間伝送型の無線電力伝送(WPT)等の幅広い用途に利用されている。これら多くの波源からの総合的な電波ばく露量は、電波防護指針に規定される基準値以下であることが電波法令で定められている。本講演では、携帯電話基地局から発射される電波の適合性の確認に必要となる一般環境における電波ばく露レベルの評価法に関する標準化の最新動向と、標準化された評価法に基づく電波ばく露レベルの評価事例を概説する。標準化された評価法の解説に加え、実用的な目線での評価法の有効性や課題についても解説する。
目次:・一般環境における電波ばく露評価の特徴
   ・基地局ばく露評価に係る標準化の最新動向
   ・IEC 62232: 2022の解説
   ・IEC 62232: 2022に基づく電波ばく露レベルの評価事例
   ・実用的な目線でのIEC 62232: 2022の有効性や課題
   ・まとめ
受講者レベル:一般環境における携帯電話基地局からの電波ばく露量評価について、最新の標準化動向及びその内容を実用的な目線でご説明致します。
技術セッション5
時間:9:30~16:00 一般受講料:54,000円優待受講料:44,000円
お申込み
ESD対策をより確実に向上させるための規格の理解と設計・対策手法の習得及びツールの活用
チェアパーソン:石田 武志 氏((株)ノイズ研究所)
概要:ESD試験はイミュニティ試験で最も厳しく、その設計、対策が困難と言われている。より確実かつ効率的に対策を進めるために、試験規格の本質的な理解とESD保護デバイスの基本とその設計・応用の手法を習得する必要がある。更にシミュレーション技術、可視化ツールなどを有効に活用した事例を紹介する。
【第一講演】9:30~11:00
ESD試験規格のパンドラの箱を開ける
石田 武志 氏((株)ノイズ研究所)
概要:電子機器に対するESD試験は国際規格IEC 61000-4-2で規定されている。規格は誰が実施しても同じ結果が得られる様に記述しているのが理想であるが、個々の人の習熟度によって再現性などが異なるのも事実である。
規格書で規定されている内容の理由、根拠は殆ど規格書には記載されていない。更には意図的に敢えて詳細を記載していないこともある。より正しく再現性のあるESD試験を実施するために、規格書の裏側に敢えて入り込んだ解説を行う。
更に今年改正発行された自動車のESD試験規格ISO 10605の変更ポイントにも触れる。
目次:1) ESD試験の基礎
   2) ESD発生器(ガン)の仕様
   3) ESD試験セットアップ
   4) ESD試験の実施
   5) ESD放電電流波形の校正
   6) ISO 10605改正ポイント
受講者レベル:ESD試験の試験者、電子機器のEMC設計を行う技術者
【第ニ講演】11:00~12:15
ESD保護設計(SEED設計)とESD対策部品の挙動
徳永 英晃 氏(パナソニック インダストリー(株))
概要:セット機器の進化に伴いESD保護設計がますます難しくなってきているなか、他の設計事項とESD設計の共立性確保が困難になって来ている。さらに他のEMC要求事項とESD設計の両立の必要性が見られるケースも散見される。本講演ではESD対策部品の挙動を詳細に説明し、ESD対策部品を用いたSEED設計など最新のESD保護設計事例を紹介する。
目次:・ESD対策部品の挙動
   ・ESD対策部品を用いたSEED設計
   ・ESD/他の設計の共立性、設計事例紹介
受講者レベル:回路設計者、デバイス開発者
【第三講演】13:15~14:35
ESD可視化装置を用いたESD対策部品の有効活用のための研究結果紹介
簗田 壮司 氏(TDK(株))
共同研究者:
高梨 哲行 氏(北川工業(株)、サンリツオートメイション(株))
菊池 美喜雄 氏(マイクロウェーブファクトリー(株))
概要:機器内に侵入したESDが、マイコン等の機能部品に到達した場合、機器の誤動作や破壊が生じる。電子機器を構成する機能部品を安定して動作させるためには、ESDのトラブルから機器を守るESD対策が必須となる。第一に、機器内にESDが入り込まないよう設計することが、ESD対策としては重要であり、また機器内へのESD侵入を想定し、侵入可能性のある経路に、チップバリスタのようなESD対策部品を配置し、機能部品の動作に影響しない経路にESDを導くことで、機器の誤動作や破壊の対策が可能となる。本講演は、電子機器をESDから守るためのチップバリスタなどのESD対策部品の有効活用について、ESD可視化装置を用いた基礎研究を行い、その結果についてご説明する。
目次:1) ESD保護部品の種類
   2) ESD対策基礎研究結果
   2-1) フレームGNDから侵入したESDの振舞いとESD対策事例
   2-2) FG-SG GNDパターン間のESD対策部品の活用
受講者レベル:機器のESD対策やESD対策部品の選定、基板設計等を行う、幅広い方々へ
【第四講演】14:50~16:00
「ESD対策と放射EMIの因果関係を考慮した研究事例紹介」
~EMC対策基礎から最先端の可視化シュミレーション~
高梨 哲行 氏(北川工業(株)、サンリツオートメイション(株))
概要:さまざまな分野でEMC規格改正が行われ多くのエンジニアがEMIの対策やESDの対策で多くの時間を必要としている。今回、EMCの基本的な対策の解説だけでなくESDの対策として、DEMITASNXαにて共振点が改善し、GND強化の最適化を行うことで放射EMIも改善できる事例を紹介する。またノイズ研究所のEMI可視化システムを有効活用することで、遠方界との関係を調査し可視化したノイズレベルに対してコアの選定をAIにて行う研究事例を展開する。
目次:1)会社紹介
    2)ノイズのメカニズムから基本的な対策について
    3)ESDの対策技術/解析技術/シミュレーションの紹介
    (ESDを考慮したVG間の共振解析と遠方界のEMIとの関係調査)
    4)放射EMIでの効率的な対策手法の紹介
    (ノイズ研の可視化システムを改良してAIを用いてコアの最適化を検討)
受講者レベル:機器のESD対策やEMI対策での部品の選定、基板設計等を行う、幅広い方々へ
技術セッション6
時間:9:30~15:50 一般受講料:54,000円優待受講料:44,000円
お申込み
電磁波吸収・遮へい・透過材の設計/評価法の基礎とその最新技術
チェアパーソン:山本 真一郎 氏(兵庫県立大学 准教授)
概要:電波吸収体、電磁遮へい材は不要電磁波対策材料としてよく知られていますが、本セッションではこれらに透過材を加え、マイクロ波からミリ波帯における設計法や評価法、最新技術について、電波伝搬が専門でない技術者の方々を想定し、基礎事項や考え方などをわかりやすく解説します。電磁波吸収・遮へい技術の基礎から人工材料を取り入れた設計例、吸収・遮へい・透過特性評価法、さらにはメタルバックを用いない最新のミリ波帯用電波吸収体開発事例について紹介します。
【第一講演】9:30~11:10
電磁波吸収・遮へい技術の基礎
三枝 健二 氏(日本大学 教授)
概要:電磁波の吸収・遮へいを効果的に行うには,電波吸収体や電磁遮へい材の電磁界中での取扱い,および電波吸収や電磁遮へいの機構を理解しておく必要がある.本講演ではそれらについて電磁波の基礎から説明を行う.
目次:1.電磁波の基礎
   2.平面波の伝搬と伝送線路理論
   3.電磁波の吸収の基礎
   4.電磁波の遮へいの基礎
受講者レベル:初級〜中級エンジニア
【第ニ講演】12:20~14:00
人工材料を用いる電波吸収体・遮蔽材設計と反射・透過特性評価法
山本 真一郎 氏(兵庫県立大学 准教授)
概要:自然界に存在する通常の媒質では得られない特異な性質を持つ人工材料を用いた電波吸収体・遮蔽材の設計法について解説します。さらに、電波吸収体・遮蔽材・透過材のマイクロ波帯からミリ波帯における評価法について詳しく紹介します。
目次:1.人工材料について
   2.人工材料と損失材を用いる電波吸収体設計例
   3.人工材料と誘電体を用いる電波吸収体設計例
   4.人工材料を用いる遮蔽材設計例
   5.マイクロ波帯からミリ波帯における反射・透過特性評価法
受講者レベル:電波工学、電気電子工学が専門ではない技術者
【第三講演】14:10~15:50
電磁波の吸収・遮蔽・透過制御材料の試作事例
伊藤 盛通 氏(大阪産業技術研究所)
概要:電磁ノイズ対策に向けた素子として電磁波の吸収・遮蔽・透過制御材料のニーズが高まっております。今回は、①人工磁性体を用いることで特定の電磁波に対してフィルタリングできる材料の開発、および②構造を工夫することによりメタルバックを不要にした電波吸収体の製品開発について事例紹介いたします。
目次:・吸収・遮蔽・透過制御材料の必要性
   ・電磁波制御に必要なパラメータ
   ・人工磁性体試料による遮蔽・透過特性評価
   ・導電性材料と誘電体を組み合わせた電波吸収体の性能評価
受講者レベル:電波工学、電気電子工学が専門ではない技術者
技術セッション7
時間:9:30~16:00 一般受講料:54,000円優待受講料:44,000円
お申込み
ワイヤレス給電の最新動向とEMC
チェアパーソン:横井 行雄 氏((公社)自動車技術会)
概要:MITによる磁界共鳴の報告以来16年が経ち、ワイヤレス給電の実用化、社会実装が本格化しています。脱炭素化・カーボンニュートラルへの動きの中で電化道路(ERS)実現に向けた走行中ワイヤレス給電の実装が世界各地で進み、テストコース実証試験・公道実装試験が加速しています。一方で世界的なEV化の大波の中で高級車へのワイヤレス給電の搭載が韓国・中国を皮切りに本格化し始めました。本セッションでは、回路技術、小型化のキー技術、日本で制度化が始まった空間伝送型WPTの干渉抑制の取り組みも含め、最新動向を解説します。
【第一講演】9:30~10:30
ワイヤレス給電とEMC 世界の最近の動向について
横井 行雄 氏(自動車技術会)
概要:世界的な関心が高まってる、ワイヤレス給電とりわけ電化道路(ERS)インフラの社会実装を見込んだ走行中ワイヤレス給電と、日本でも制度化の第1段階が整った伝送距離が長い空間伝送型ワイヤレス給電の法制度・規格の最近の動向を紹介します。
目次:1)EVへの充電方式;接触式充電、自動充電、ワイヤレス充電
   2)停車中充電と走行中充電の動向
   3)ワイヤレス充電の法規制とEMC
   4)国際標準の動向;ISO/IEC,ITU,CISPR他
   5)脱炭素社会に向けて
受講者レベル:中堅のエンジニア
【第ニ講演】10:30~11:30
脱炭素化のためのEV普及促進を目的とした走行中ワイヤレス給電への取り組みについて
鶴田 義範 氏((株)ダイヘン)
概要:ダイヘンにおけるEV用ワイヤレス充電装置開発、および走行中給電装置開発の取り組みの紹介と、 ワイヤレス給電の社会実装へ向けた課題について説明します。
目次:・ダイヘンの会社概要
   ・EV普及促進のために必要とされる充電設備について
   ・EV用ワイヤレス充電への取り組み
   ・走行中給電への取り組み
   ・ワイヤレス充電の社会実装に向けた課題
受講者レベル:EVの充電インフラ事業の検討をされている方。
ワイヤレス充電機能を付加したモビリティの開発に従事されている方。
【第三講演】13:00~14:00
走行中ワイヤレス給電に向けた回路技術
太田 涼介 氏(東京都立大学 助教)
概要:現在,電気自動車の走行中ワイヤレス給電の実現を目指して,「大電力化」をキーワードとした研究が盛んに行われています。本発表では,この大電力化に伴う課題に向けたパワエレ回路技術を紹介します。
目次:1. 走行中ワイヤレス給電の可能性と課題
   2. 走行中ワイヤレス給電システムの基本構成
   3. ワイヤレス給電システムの高効率化技術
   4. ワイヤレス給電と車載パワーエレクトロニクスシステムの統合
   5. ワイヤレス給電システムのソフトスイッチング技術
   6. まとめ
受講者レベル:パワーエレクトロニクスの基礎知識がある方。ワイヤレス給電に関しては基本的な知識から順に説明致します
【第四講演】14:00~15:00
EV向けWPT用シートコイルの展開
岡部 将人 氏(大日本印刷(株))
概要:大日本印刷(株)が独自開発した、EV搭載ワイヤレス充電用の薄型軽量のシートコイルについて、車両に搭載する受電ユニットのさらなる薄型化のためにコイルパターンとフェライトの配置の改良に成功しました。フェライトとアルミシールドの距離を接近させても性能低下を抑制できます。本講演では改良した超薄型受電ユニットの特徴と、従来のリッツコイルとの比較を紹介します。
目次:1.シートコイル開発経緯
   2.シートコイルの特徴
    (1)シートコイルの製造プロセス
    (2)シートコイルの構造
   3.シートコイルの性能
    (1)第3世代シートコイルの改良ポイント
    (2)リッツコイルとの比較
    (3)電力伝送性能
   4.漏洩磁界
   5.まとめ
受講者レベル:EV用ワイヤレス給電開発に従事されている方
【第五講演】15:00~16:00
空間伝送型ワイヤレス電力伝送の干渉抑制・高度化技術
花澤 理宏 氏((株)UL Japan)
概要:近接結合型ワイヤレス給電に比べ伝送距離が長い空間伝送型ワイヤレス給電が注目を集めています。
本講演では、日本国内においても利用が可能となった空間伝送型ワイヤレス給電の法制度・規格について解説するとともに伝送電力向上や干渉抑圧に向けた取り組みについても紹介します。
目次:・規制と規格
   ・海外の動向
   ・日本国内の動向
   ・干渉抑制・高度化に向けた取り組み
   ・まとめ
受講者レベル:特に指定はございません。
技術セッション8
時間:9:30~16:00 一般受講料:54,000円優待受講料:44,000円
お申込み
EMCシミュレーションと機械学習のはざま
チェアパーソン:澁谷 昇 氏(拓殖大学 名誉教授)
概要:-最近、AI、機械学習や深層学習を使った問題解決の手法が広まりつつある。そこで、以前にも、EMC設計やシミュレーションに機械学習を用いたノイズ予測・解決策について議論したが、本セッションではさらにそれを進めた話題について報告する。-
【第一講演】9:30~9:50
はじめに
澁谷 昇 氏(拓殖大学 名誉教授)
【第ニ講演】9:50~11:10
EMCシミュレーションと機械学習応用の基礎
藤尾 昇平 氏(日本アイ・ビー・エム(株))
概要:EMC設計への機械学習の応用について、基礎から簡単な応用の方法までを解説します。
目次:・EMI解析のための機械学習の基礎
   ・機械学習の実行環境
   ・EMI設計・解析への応用例と課題
受講者レベル:・これから機械学習を始める方
       ・EMI設計・分析に機械学習の応用を検討している方
【第三講演】11:10~12:30
プリント配線・回路設計への機械学習の適用例
高橋 丈博 氏(拓殖大学 教授)
概要:回路設計において、回路パラメータを決める際に、最適値がなかったり、損失などを含み最適値を決めにくいケースがある。そこで、機械学習を用いて、回路設計におけるパラメータの最適値探索を行った例を紹介する。
目次:1.はじめに
   2.遺伝的アルゴリズムについて
   3.反射の少ないプリント配線設計への適用例
   4.無線電力伝送回路への適用例
   5.まとめ
受講者レベル:プリント配線設計や回路設計に興味があったり、業務に携わっている方。機械学習に興味を持っている方(特別な知識は必要ありません)
【第四講演】13:20~14:40
ケーブルを含むシステムのEMCシミュレーション手法と事例
志賀 章紀 氏((株)JSOL)
概要:ケーブルは共振や放射を起こしやすく、シミュレーションによるノイズの予測と対策が望まれている。ただしケーブルには絡まりやたるみなどのバラつき要素が多いため、適切な問題設定と計算手法の選択が大事である。
本項ではケーブルを含んだEMC設計について、シミュレーションの基本的な手法を解説し、ケーブル特有の要素をふまえた計算例を紹介する。
目次:1.ケーブルのEMC問題とは?
   2.シミュレーションの2つの手法 電磁界解析と等価回路解析
   3.束線・シールド線のEMC計算例
   4.ケーブルを含むシステムのEMC計算例
受講者レベル:EMCシミュレーションの初心者から中級者EMCシミュレーションの初心者から中級者
【第五講演】14:40~16:00
ワイヤレス電力伝送システムのシミュレーションドリブン設計
菊地 秀雄 氏(群馬大学 協力研究員)
概要:磁界共振結合型の無線電力伝送システムをシミュレーションを中心にして設計する技術を紹介します。
電力を伝送する送電コイル及び受電コイルのQ値を測定し、また、そのQ値を正しく予測するシミュレーション技術を見いだしました。それにより磁界共振結合型の無線電力伝送システムの無線電力伝送効率が正しく設計できるようになりました。無線電力伝送システムを設計するシミュレーションドリブン設計により、無線電力伝送システムを安全に実験する設計ポイントがわかりますので、その内容を報告します。
目次:1. ワイヤレス電力伝送技術とは
   2. 無線電力伝送システムの実験セット
   3.送電コイル及び受電コイルのQ値の解析
   4. 無線電力伝送システムのシミュレーション
受講者レベル:ワイヤレス電力伝送システムを、設計したい方、実験をしたい方向けです。
技術セッション9
時間:10:00~15:55 一般受講料:54,000円優待受講料:44,000円
お申込み
カーボンニュートラルを実現する電動化とEMC
チェアパーソン:大依 仁 氏((株)IHI)
概要:カーボンニュートラルを実現するために,今まで不可能だとさえ考えられていた領域にも電動化が必須であり,メガワットクラスの技術革新が必要となっている。本セッションでは,大出力モビリティの電動化技術をリードする鉄道から,新たな領域である大型二次電池を主電源とする船舶や電動エンジンの実用化が加速する旅客機,およびそれらの新たなインタフェースである非接触給電などに関するアプリケーションの課題を紹介し,それらと併せて基本的なインバータのEMI発生メカニズムを整理することから将来モビリティのEMC課題を俯瞰していただく。
【第一講演】10:00~10:55
船舶電動化とEMC
瀧口 昌樹 氏(株式会社 IHI原動機)
概要:近年,脱炭素の取り組みが自動車産業,工場・プラントなどをはじめ,あらゆる業界で推し進められているが,物流において大きな役割を果たす舶用業界においても同様である。
船舶における脱炭素施策の一つとして,船舶の電動化が挙げられる。
本講演では,脱炭素に向けての船舶電動化の動向や実際の事例について紹介するとともに,船舶のルールである船級と EMC 規格の関係,電気推進船のノイズ対策について説明する。
目次:1. 舶用業界の脱炭素施策
   2. 船舶電動化の動向
   3. 船級と EMC 規格
   4. 当社の電気推進船導入事例
   5. 電気推進船のノイズ対策
受講者レベル:初心者(EMCに関する専門知識は不要)
【第ニ講演】11:00~11:55
鉄道のカーボンニュートラルを支えるパワーエレクトロニクス技術
近藤 圭一郎 氏(早稲田大学 教授)
概要:鉄道が自動車などと比べてカーボンニュートラルの面で有利な理由,その要因の一つである,電気駆動を支えるパワーエレクトロニクス技術,およびこれからのカーボンニュートラルを進めることが期待される要素技術についてEMCとの関連も含めて述べる。
目次:-
受講者レベル:電磁気学,回路理論,電気機器,パワーエレクトロニクスについて大学,高専での履修経験をお持ち,もしくはそれと同等の知識をお持ちの方
【第三講演】13:00~13:55
航空機電動化における電力変換器システムとEMC
岩田 明彦 氏(大阪産業大学 教授)
概要:航空機電動化の動向および想定される電力変換器システムとその開発状況についてEMCの観点を交えながら説明する。
DO-160で定められた電源高調波やEMCの規格等を述べると共に、電動化に向けてのEMCフィルタの開発動向について説明する。
目次:1.電動航空機の開発動向
   2.電動航空機用電力変換器システムの開発状況
      --軽量性と高信頼性の両立--
   3.電動航空機向け高調波規格とEMC規格
   4.軽量EMCフィルタの開発動向
      --パッシブとアクティブ--
   5.まとめ
受講者レベル:初級~中級
【第四講演】14:00~14:55
インバータのEMI 発生メカニズムとその対策
小笠原 悟司 氏(名古屋大学 特任教授)
概要:本講演では,パワーエレクトロニクス(PE)機器の代表例として電圧形インバータをとりあげ,まずインバータのEMI発生メカニズムについて,理論的な側面から述べる。PE機器が発生するEMIを効果的に低減するためには,その発生メカニズムについて十分理解することが重要である。その後に,PE機器の主なノイズ発生源であるコモンモード電圧を相殺することが可能なコモンノイズキャンセリング技術について述べる。
目次:1. まえがき
   2. ノイズ源としてのインバータ
   3. コモンモードとディファレンシャルモード
   4. PWMインバータの伝導性EMI
   5. PWMインバータの放射性EMI
   6. EMIフィルタ
   7. コモンノイズキャンセラ
   8. まとめ
受講者レベル:電気電子工学の基礎を習得している技術者・研究者
【第五講演】15:00~15:55
DC-DCコンバータに用いるワイヤレス給電技術とEMC
川畑 良尚 氏(立命館大学 教授)
概要:近年、EV分野などワイヤレス給電技術が注目されており、航空機の電動化への応用も期待されている。
本講演では、DAB型DC-DCコンバータ技術を用いて実機製作した、その設計手法や実用上の課題などを紹介する。
目次:1.はじめに
   2.ワイヤレス給電の事例
   3.ワイヤレス給電研究の紹介
   4.ワイヤレス給電における課題とEMC
   5.まとめ
受講者レベル:電磁気学、回路理論、電気機器、パワーエレクトロニクスについて
大学、高専での履修経験をお持ちの方、もしくはそれと同等の知識をお持ちの方
技術セッション10
 一般受講料:54,000円優待受講料:44,000円
お申込み
開発設計段階で製品・システムからの電磁的な情報漏洩を防ぐための対策技術および回路周辺の電磁波環境の具体例としてのワイヤレス給電
チェアパーソン:野上 康之 氏(岡山大学 教授)
概要:IoT・AIをクラウド連携させながらフル活用するDX時代が到来している。
EV・ドローン・キックボードを始めとする次世代モビリティやPHR(Personal Health Record)などQoL(Quality of Life)など、前者ではGPS情報を活用したテレマティクスデータ、後者ではスマートウォッチ・スマートリングから得られるバイタル情報を扱い、機微なプライバシ情報も多分に含みながら「サイバーからフィジカルまで」連携させたサービスを提供するアプリケーションが急増している。一方では、ゼロトラスト時代とも言われ、ハッカーなど攻撃者が極めて優位な時代におけるセキュリティ対策が求められ、これらを根底から支えるIoTデバイスに対するセキュリティ対策はどうあるべきなのか。
デバイスから漏れ出る電磁ノイズなどを観測して秘密情報を炙り出す攻撃(サイドチャネル攻撃)も知られており、本講義ではとくに電磁波という観点からIoTデバイスの活用やセキュリティ対策に通じる最近の話題や研究開発について紹介する。そして、「最後のワイヤ」とよばれ、まさに電磁ノイズの発生にも通じる電力線の問題を解決することは極めて重要である。次世代移動通信規格である6Gにワイヤレス電力伝送が提案されているように、今後のIoTデバイスではワイヤレス電力伝送機能を含んだ回路がより存在感を増してゆくと考えられる。今後のIoT活用、セキュリティ対策ではそれらを理解した戦略が求められる。今回はワイヤレス給電の題材として、既に身近なエナジーハーベスティングを題材とした紹介を行う。
【第一講演】
取り巻く環境と本フォーラムの開催趣旨について
野上 保之 氏(岡山大学 教授)
【第ニ講演】
ノイズから漏れる秘密情報
川西 紀昭 氏(株式会社 ゴフェルテック)
概要:IC内の動作によって発生するノイズを観測することで、暗号に使用する鍵などの重要な情報が漏洩することがあります。
ノイズから暗号鍵を盗み取る攻撃はサイドチャネル攻撃と呼ばれ、IoT機器の急増により、サイドチャネル攻撃の脅威が高まっています。本テーマでは、暗号機能を実装したFPGAの電源ノイズに現れる暗号鍵情報を示し、ノイズ対策がセキュリティ性を高めることに重要な要素であることを解説し、対策例を紹介します。
目次:1. 講師紹介
   2. FPGAとは
   3. 暗号とは
   4. ハードウェアセキュリティとは
   5. ハードウェアセキュリティが注目されるわけ
   6. サイドチャネル攻撃とは
   7. サイドチャネル攻撃対策
   8. その他の対策例
   9. まとめ
【第三講演】
耐量子計算機暗号のサイドチャネル評価に向けた評価基板
藤本 大介 氏(奈良先端科学技術大学院大学 准教授)
概要:暗号化回路から放射される電磁波を解析することで秘密鍵を取得するサイドチャネル攻撃の脅威が知られている。放射される電磁波は暗号化回路のスイッチング動作により決定されるため、対策を行うためには、秘密鍵とスイッチング動作の関連性をなくすことが必要となる。評価においては、スイッチングの違いによる微小な電磁波の差異を測定することが求められる。そこで暗号化回路以外のノイズを低減した評価環境が必要となる。また、耐量子計算機暗号の登場により暗号化回路の肥大化が進み、評価環境の大規模化によるノイズの増大などの問題について本講演では基礎知識から実例をふまえ概説する。
目次:1. 講師紹介
   2. サイドチャネル攻撃の概要・事例紹介
   3. サイドチャネル攻撃の理論面の対策・事例紹介
   4. 耐量子計算機暗号
   5. 耐量子計算機暗号暗号でのサイドチャネル攻撃評価の課題
   6. 耐量子計算機暗号向け基板の紹介
受講者レベル:IoTやFPGAのセキュリティに興味をもつ方でハードウェアやFPGAロジックの設計者。
【第四講演】
最適化を用いたエナジーハーベスティング用マイクロ波平面回路の設計と機械学習を用いた高速化
赤田 拓磨 氏(岡山大学 博士後期1年)
概要:エナジーハーベスティングは無電力でセンサ等IoT機器の駆動に用いることができるなど、活用度の高い技術です。空中の電磁波からハーベスティングを行う場合、最大限電力を活用するため、アンテナと整流回路の最大限整合させる必要があります。しかし、整流回路の設計について、自己バイアス型回路であること、整合回路等の複数の設計パラメータが従属していることなどを要因として、理論的な設計が難しいという問題があります。これらは高周波回路として、平面回路上に設計されるため、回路の形状により変換効率が決定されます。この課題を題材とし、エナジーハーベスティング用のマイクロ波平面回路の最適化設計手法の紹介と、機械学習を用いた特性推定・高速化を紹介します。
第13回 モータ設計技術フォーラム 技術セッション
技術セッション31
時間:9:30~16:30 一般受講料:54,000円優待受講料:44,000円
お申込み
インバータとモータのノイズ対策
チェアパーソン:石橋 文徳 氏 (元 芝浦工業大学 名誉教授)
【第一講演】9:30~10:30
パワーエレクトロニクスと蓄電池応用技術でのカーボンニュートラル社会への貢献
森島 洋一 氏(元 東芝インフラシステムズ株式会社)
概要:パワーエレクトロニクス技術と蓄電応用技術がカーボンニュートラル社会へ如何に貢献するかについて、わかりやすく解説します。
目次:1.カーボンニュートラル社会、パワーエレクトロニクス、蓄電池応用技術
   2.カーボンニュートラル社会へ貢献する蓄電池応用システム例
   3..蓄電池応用技術の基礎
   4.アシスト電源システム
   5.EMSにおける連系・自立運転無瞬断切替え技術
受講者レベル:カーボンニュートラル社会へ関心のある技術者
【第ニ講演】10:30~12:30
インバータ・モータの低周波ノイズ対策音
石川 赴夫 氏(群馬大学 名誉教授)
概要:インバータ・モータで発生する低周波のノイズに関して,前半ではノイズの発生メカニズムやその影響について述べます。後半ではノイズ対策例について述べます。
目次:1.ノイズの発生
    1.1 高調波成分の負荷への影響
    1.2 高調波成分の電源への影響
    1.3 浮遊インダクタンス,キャパシタンスによる電磁ノイズ
    1.4 ノーマルモードノイズとコモンモードノイズ
   2.ノイズ対策
    2.1 負荷に影響する高調波成分の対策
    2.2 電源に影響する高調波成分の対策
    2.3 浮遊インダクタンス,キャパシタンスによる電磁ノイズの対策
    2.4 ノーマルモードノイズとコモンモードノイズの対策
     2.4.1 ノーマルモードにおけるフィルタ効果
     2.4.2 コモンモードにおけるフィルタ効果
     2.4.3 軸受け電食の対策事例
受講者レベル:初めてモータをインバータで運転しようとする方,および数年間の経験があり,現在運転していてノイズで困っている方
【第三講演】13:00~14:00
モータの基礎
石橋 文徳 氏(元芝浦工業大学 名誉教授)
概要:モータの基礎技術と種々モータの特性を分かりやすく解説する。
モータを使用する場合の電気的、機械的技術や各種モータの特徴や特性などを詳しく説明する。
目次:1 モータの基礎
    1-1 磁気と電気
     磁石 永久磁石と電磁石(直流と交流)
     磁気回路(電気回路)
     電磁誘導 渦電流 相互誘導
     磁束密度、透磁率、
     電磁鋼板
     フレミングの法則
     3相交流
    1-2 モータ
     構造と形状
     モータ回転の原理
     モータの分類と用途
     銘板
     耐熱クラス
     モータに発生するロス
     インバータ 回路と波形 V/f
     試験 特性
   2 各種モータ
    2-1ブラシレス永久磁石モータ
    2-2 誘導モータ
     構造
     回転磁界
     インバータ運転
     単相モータ
    2-3 リニアモータ
受講者レベル:モータに関心のある入門者。
基礎的なことが知りたい方。
【第四講演】14:00~16:30
IOTを応用したモータの振動・騒音計測技術とFEM解析技術の活用について
平手 利昌 氏(東芝産業機器システム株式会社)
概要:IOTを活用したモータの振動・騒音計測技術、特に振動センサ、変位センサ、電流電圧センサなどの選定、取り付け方法・信号処理方法を解説する。
さらに、測定結果をFEM解析へ展開する方法について解説する。
ページトップへ戻る