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設計技術シリーズ

電子機器設計に活かすディジタル代数学

著者: 高橋隆一氏(広島市立大学)
定価: 3,630円(本体3,300円+税)
判型: A5
ページ数: 241 ページ
ISBN: 978-4-904774-11-3
発売日: 2013/10/26
管理No: 10
- 書籍紹介 -
電子機器設計を支えている代数学の基本を、豊富な具体例を用いて網羅的に解説。広範な知識が実務に自信を持って取り組める余裕を与えてくれる作りになっています。
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  • 詳説 電気回路演習
  • EMI/EMCのための数値計算モデリング技術
  • PCBを用いたRFマイクロ波回路の基礎

【著者紹介】

高橋隆一(たかはし りゅういち)
1978年 早稲田大学理工学部物理学科卒(理学士)
1981年 東京工業大学大学院修士課程修了(工学修士)
1981年 NEC(日本電気株式会社)入社
1991年 東京工業大学工学部助手
1994年 広島市立大学情報科学部情報工学科助教授
2007年 同准教授
博士(学術)。IEEE上級会員。

【目次】

第1章 合同式を用いた設計

  1. 1. はじめに
  2. 2. 合同式
  3. 3. キャッシュ・メモリ
  4. 4. 一元一次合同式 ax≡b(mod m) の解き方
  5. 5. オイラーの定理
  6. 6. RSA暗号
  7. 7. 同値関係
  8. 演習問題

第2章 ブール代数

  1. 1. はじめに
  2. 2. 順序関係
  3. 3. 束
  4. 4. ブール代数の公理
  5. 5. 論理関数の実現
  6. 6. 主項と主節
  7. 7. 充足可能性問題
  8. 演習問題

第3章 論理装置の設計

  1. 1. はじめに
  2. 2. 基数法
  3. 3. 論理装置の制御
  4. 4. ハードウエア記述言語による設計
  5. 5. 信号順序の検証
  6. 演習問題

第4章 命題と論理

  1. 1. はじめに
  2. 2. 必要条件と十分条件
  3. 3. 基本的な論理演算
  4. 4. 無限を数える
  5. 5. 恒真性の判定
  6. 6. 設計検証と時相論理
  7. 演習問題

第5章 群と環

  1. 1. はじめに
  2. 2. 群と部分群
  3. 3. 置換群、巡回群
  4. 4. 環とイデアル
  5. 5. ブール環
  6. 6. ブール微分と故障検出
  7. 演習問題

第6章 体

  1. 1 はじめに
  2. 2 整域と体
  3. 3 ユークリッドの互除法
  4. 4 極大イデアル
  5. 5 誤り訂正符号
  6. 演習問題

第7章 漸化式

  1. 1. はじめに
  2. 2. ハノイの塔
  3. 3. フィボナッチ数列
  4. 4. Z変換による解法
  5. 5. FIR/IIRシステム
  6. 6. ラプラス変換
  7. 7. 過渡応答
  8. 演習問題

【参考文献】

  • J. Š ilc, B. Robic and T. Ungerer: “Processor Architecture,” Springer-Verlag Berlin Heidelberg, 1999
  • K. Hwang: Advanced Computer Architecture, McGraw-Hill, 1993
  • Paul Hoffman著,平石律子訳:「放浪の天才数学者エルデシュ」,草思社,2000
  • A.S.Alkalbani,T.Mantoro and A.O.M.Tap: “Comparison between Hardware and Software Implementation for WSNs Security Schemes,” Proc. 3rd International Conference on ICT4M, 2010
  • S. Lipschutz, and M.L.Lipson: “Discrete Mathematics Third Edition,” McGraw-Hill, 2007
  • Richard Laatsch著,坂本行雄,長島秀武共訳:「代数系入門」,マグロウヒル好学社,1975
  • 彌永昌吉,有馬哲,浅枝陽:「詳解代数入門」,東京図書,1990
  • S. Lipschutz, and M.L.Lipson:Discrete Mathematics Third Edition, McGraw-Hill, 2007
  • Richard Laatsch著,坂本行雄,長島秀武共訳:代数系入門,マグロウヒル好学社,1975
  • 当麻喜弘:スイッチング回路理論,コロナ社,1986
  • 南谷崇:論理回路の基礎,サイエンス社,2009
  • 茨木俊秀:情報学のための離散数学,昭晃堂,2004
  • 笹尾勤:論理設計,スイッチング回路理論,近代科学社,1995,2005
  • 守屋悦朗:離散数学入門,サイエンス社,2006
  • 高橋隆一,南谷崇:「正規直交展開を用いた論理回路のテスト容易性に関する一考察」,電子情報通信学会論文誌D-1,vol.J77-D-1,No.12,pp.785-793,1994
  • V.P.Nelson,H.T.Nagle,J.D.Irwin and B.D.Carroll: Digital Logic Circuit Analysis & Design, Prentice-Hall, inc.,1995
  • 当麻喜弘:スイッチング回路理論,コロナ社,1986
  • 南谷崇:論理回路の基礎,サイエンス社,2009
  • 笹尾勤:論理設計,スイッチング回路理論,近代科学社,1995,2005
  • V.P.Nelson,H.T.Nagle,J.D.Irwin and B.D.Carroll: Digital Logic Circuit Analysis & Design, Prentice-Hall, inc.,1995
  • R.Takahashi, T.Yoshimura and S. Goto:“A VLSI Architecture Evaluation System,”Proc. International Conference on Computer Design (ICCD’86), pp.60-63, 1986
  • 高橋隆一,吉村猛:「ハイレベルシンセシスの動向」,電子情報通信学会論文誌A,Vol.J74-A,No.2,pp.143-151,1991
  • 高橋隆一:Verilog HDLによるシステム開発と設計,共立出版,2008
  • (株)半導体理工学研究センター:RTL設計スタイルガイドVerilog HDL編,第2版,(株)半導体理工学研究センター,2008
  • 高橋隆一,村岡泰釈,江尻雅晴,林孝雄:「ハードウエア記述言語A2DL」,信学技報VLD90-81,1990
  • 山崎哲矢,高橋隆一:「高レベル自動設計システムA2DL-DAを用いたハードウエアソータの設計」,第42回 情処全大 1J-8,第6分冊,pp.146-147,1991
  • 高橋隆一:「論理回路における信号順序の代数的検証に関する研究」,東京工業大学修士論文,1981
  • 高橋隆一,当麻喜弘:「組合せ論理回路の時間的ふるまいの一解析法」,信学技報EC81-78,pp.13-26,1982
  • S.Lipschutz, and M.L.Lipson: Discrete Mathematics Third Edition, McGraw-Hill, 2007
  • 松坂和夫:集合・位相入門,岩波書店,1968
  • 池田潤:ヘブライ文字の第一歩,国際語学社,1994
  • 斎藤毅:集合と位相,東京大学出版,2009
  • 小野寛晰:情報科学における論理,日本評論社,1994
  • 萩谷昌己,西崎真也:論理と計算のしくみ,岩波書店,2007
  • 鹿島亮:数理論理学,朝倉書店,2009
  • H.D.Foster, A.C. Krolnik, D.J.Lacey著,東野輝夫,岡野浩三,中田明夫監訳:アサーションベース設計,原書2版,丸善株式会社,2004
  • B. Cohen, A. Venkataramanan, A.Kumari著,三橋明城男,朽木順一,茂木幸夫,小笠原敦,明石貴昭共訳:SystemVerilogアサーション・ハンドブック,丸善株式会社,2006
  • Ryuichi TAKAHASHI and Yoshiyasu TAKEFUJI:“SystemVerilog Assertion for Microarchitecture Education considering Situated Nature of Learning: A Senior Project,”IEEE Proc. MSE 2011: International Conference on Microelectronic Systems Education pp.112-113 (2011)
  • 高橋隆一:Verilog HDLによるシステム開発と設計,共立出版,2008
  • 彌永昌吉,有馬哲,浅枝陽:詳解代数入門,東京図書,1990
  • Richard Laatsch著,坂本行雄,長島秀武共訳:代数系入門,マグロウヒル好学社,1975
  • S.Lipschutz, and M.L.Lipson: Discrete Mathematics Third Edition, McGraw-Hill, 2007
  • P.B.Bhattacharya, S.K.Jain and S.R.Nagpaul: Basic Abstract Algebra, 2nd edition, Cambridge University Press, 1986, 1994
  • 寺田文行:数理・情報系のための代数系の基礎,サイエンス社,1990
  • P.K.Lala著,当麻喜弘監訳,古屋清,玉本英夫共訳:フォールト・トレランス入門,オーム社,1988
  • 当麻喜弘:スイッチング回路理論,コロナ社,1986
  • 南谷崇:論理回路の基礎,サイエンス社,2009
  • 米田友洋,梶原誠司,土屋達弘:ディペンダブルシステム,共立出版,2005
  • Richard Laatsch著,坂本行雄,長島秀武共訳:代数系入門,マグロウヒル好学社,1975
  • Alkiviadis G. Akritas: Elements of Computer Algebra with Applications, John Wiley & Sons, 1989
  • P.B.Bhattacharya, S.K.Jain and S.R.Nagpaul: Basic Abstract Algebra, 2nd edition, Cambridge University Press, 1986, 1994
  • 齋藤正彦:線形代数入門,東京大学出版,1966
  • 細井勉:情報科学のための代数系入門,産業図書,1982
  • 藤原良,神保雅一:符号と暗号の数理,共立出版,1993
  • 植松友彦:代数系と符号理論,オーム社,2010
  • 平田富夫:Cによるアルゴリズムとデータ構造,科学技術出版,2002
  • S. Lipschutz, and M.L.Lipson: Discrete Mathematics Third Edition, McGraw-Hill, 2007
  • A.V.Oppenheim, R.W.Schafer with J.R.Buck:Discrete-Time Signal Processing 2nd edition, Prentice-Hall, Inc. 1999
  • 浜田望:よくわかる信号処理,オーム社,1995
  • 原島博,堀陽一:工学基礎,ラプラス変換とZ変換,数理工学社,2004

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